旅行といえば電車や飛行機で移動したり、ホテルなどに宿泊しますよね。
そして観光地に行ったりします。
今回はそんな旅行中のカメラやレンズの管理方法についてご紹介していきます。
移動時のカメラの管理について
移動時には適当なカバンに入れたり、スーツケースにそのまま入れて持ち運ぶという方も意外と多いんですね。
特に初心者だと最初は大切に扱うのですが、そのうち適当になってくるという感じです。
私もめんどくさくてやっていた時期がありました。
しかし、こんな感じにレンズ本体表面に傷がついてしまいました。
けっこう丁寧に扱っていたつもりだったんですけどね。
たとえ、側面に傷がついていたとしても写り自体には影響はないですが、見た目も悪くなりますし、売る際にも買取価格が下がってしまいます。
カメラバックやインナーケースなど、必ずカメラ専用の入れ物に入れよう
私はそういった経験から、必ずカメラやレンズ専用のバッグなどに入れて移動するようにしています。
カメラバッグの値段は様々ですが、予算的に厳しければ1万円以下の安いカメラバッグで十分です。
上の写真のカメラバッグは7千円台で購入可能です。
たとえ安いカメラバッグでも専用のカメラバッグに入っているというのはかなりの安心感がありますよ。
そしてバックパックなど大きめのリュックで移動するときがあると思います。
私も海外旅行ではカメラバッグではなく、大きいバックパックで移動していました。
そういう時でも入れられるようにカメラ専用のインナーケースがありますのでそういったものにカメラやレンズを入れておく方が良いです。
けっこう移動時にバックパックを振り回すことが多いはずですので機材同士がこすれあわないように入れておいた方が無難です。
SDカードなどのカード類にも専用ケースがあります。
カードが多くなる場合は購入しておいた方が良いです。
この写真のSDカードケースは私が使用しているものです。
私の場合はmicroSDを使う機会が多いのでmicroSD用のケースを使っています。
このケースはサンワサプライのアルミメモリーカードケースです。
しっかりとSDカードをホールドしてくれるのでおすすめですよ。
レンズの結露対策
次にカメラやレンズの結露対策です。
カメラを使用しているとレンズが結露して曇ってしまうということが度々起こります。
経験された方も多いのではないでしょうか。
たとえば、冬の時期であれば寒い屋外から暖かい屋内に入った時とか
逆に熱い時期に冷房の効いた屋内から熱い屋外に移動した時など、寒暖差があると簡単に結露してしまいます。
よく冷え切った場所から移動する際にメガネが曇ったという経験がある方も多いと思います。それと同じような現象がカメラやレンズなどに起きているんですね。
レンズが結露してしまうとレンズ内部に水滴が発生することがあります。
そうなると水滴あとが内部に残ってしまうのでレンズの性能が低下してしまう原因になります。盛大に結露した場合は要注意です。
そうならないようにあらかじめ結露対策をしましょう。
旅行中ですと、寒暖差がある場所がけっこう多いんです。
やはり屋外から屋内に移動することが多いので対策をとっておいた方が良いです。
寒暖差がある場所を移動する際の対策
寒暖差がある場所を移動する場合は保存袋やカメラバックを使用します。
ジッパー付き袋に入れて移動すると急激な温度変化を防ぐことができますので結露しにくくなるんですね。
カメラバッグがあるならカメラバッグに入れて移動してしばらく開けないようにする方法もあります。
中に乾燥剤を入れておけば使用していない時にカビ対策になります。
ジッパー付き袋の弱点
ただ、ジッパー付き袋には弱点もあります。
使用した直後のカメラは熱くなっているんですね。
特にバッテリー部分がかなり熱くなっています。
その状態でジッパー付き袋に入れると袋内部が温まり、逆に袋内に水滴ができてしまうんですね。
そうなるとカメラがびしょびしょに濡れてしまいます。
したがって、カメラを使用した直後などはいったん時間をおいて通常の温度になるまで待つのが安全です。
もしくはジッパー付き袋を使用せずにカメラバッグに入れて移動するのも良いでしょう。
くれぐれもカメラ使用直後の熱い状態でジッパー付き袋での密封は避けてください。これは夏でも冬でも同じです。
カメラはバッグごと地面に置こう
カメラやレンズは常に落下のリスクがあります。
首から下げて歩いている時は大抵大丈夫ですが、落下のリスクがあるのはそれ以外の時です。
例えばカメラを机や椅子に置いている時であったりします。気を抜いているとうっかりストラップを引っ張ったりと落下させてしまうことが起こりやすいんですね。
そうならないようにバッグに入れて落下のリスクがない地面にあらかじめ置いておくと良いでしょう。
もちろんバッグは汚れますが、落下させるよりは何倍も良いはずです。
私の場合は、椅子にカメラを置ける状況でも地面に置くようにしています。
置き忘れ防止
よく街中をスナップしたり、観光地で撮影している時、休憩なんかでベンチやカフェで休むということも多いでしょう。
その場合、疲れもあってかうっかり置き忘れなんてことが起こりやすいです。
置き忘れを防止するには必ず立ち去る際に振り返って確認しましょう。
そうすることによって置き忘れがあった場合に発見することができます。
私は何度もこの方法で置き忘れに気づいたことが多いです。
レンタルサービスの活用
旅行先にカメラのレンタルサービスがあるなら、利用してみるのも手です。
私は以前に東京旅行に行きましたが、東京や大阪などの都市ではカメラのレンタルサービスがあります。
このサービスを使うことによって余分な荷物を減らすこともできますし、新しい機材を試すことができます。
例えば富士フイルムのレンタルサービスは当日返却なら無料で利用できますよ。富士フイルムのカメラを検討している方は利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
旅行中って観光や友人とのおしゃべりに集中してしまうこともあり、カメラの管理をおろそかにしてしまう場面も多いと思います。
しかし、カメラを雑に扱ってしまってしまうと、ボディやレンズにダメージを与えてしまうことになってしまいます。
特に落下させることは故障の最大要因です。
カメラは比較的高価な持ち物ですので、大切に扱うようにしましょう。
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