上空の写真 印象的な雲 2

みなさん、旅行で飛行機を利用することって多いと思います。
そして、その飛行機の窓際から見える景色って絶景ですよね。



雲の上を飛んだり、海が見えたり、陸地が見えてきたり、夕日が見えたり。
飛行機の窓側の席ってこういう醍醐味があります。

上空の写真 陸地

私は今まで数多くの飛行機に乗ってきました。
毎回、窓から見える景色にワクワクして乗っています。

そしてカメラを準備して撮影を楽しんでいます。
そんな私が飛行機の窓から見える景色の撮影のコツをお伝えしたいと思います。

飛行機の座席のとり方

座席 広角

まずは基本中の基本、座席の確保の仕方です。
私は国内ではピーチやジェットスター
海外ではエアアジア、ベトジェット
などなどよく利用します。

格安のLCCですね。
LCCの場合だと基本座席指定は有料になってきます。
とはいってもさほど高価ではありません。

ですので、迷わず座席指定をしましょう。
そして、どこの席をとるのかについてですが。

真ん中あたりの翼がすぐ横にある席はやめておきます。

こんな感じに羽が邪魔で景色を撮影することができません。

上空の写真 翼
翼の上の座席だとこういう写真になりがち

ですので、翼をさけて前か後ろの席を確保しましょう。


日没はどっちだ?目的の風景が撮れる方角の席を確保しよう。

上空の写真 夕焼け

座席と言っても右側と左側があります。

例えば美しいサンセットを撮りたい場合、あらかじめどちら側の席で太陽が沈むところを観れるのかを調べておく必要があります。
つまり日が沈む西側の席を確保しておく必要があるのです。

乗る飛行機がどこからどこへ行くのか、ルートをあらかじめ調べて目的の風景が撮れる方角の座席を確保するようにします。


レンズのチョイス

次に、レンズはどれを使うのか。
レンズに関しては基本は標準域のレンズを選びます。
超広角レンズを選んでしまうと機体の翼が画角内に入ってしまいます。
それが目的なら良いのですが、多くの場合は機体の翼は邪魔になるでしょう。
ですので、標準域の単焦点レンズか標準域のズームレンズがもっともおすすめです。

zdx16-50レンズ

基本風景撮影なのでF8あたりまで絞り込むと思いますので、ズームレンズで問題はないと思います。

ズームレンズの場合、中望遠あたりまで使用できるので少し遠くの風景を切り抜いたり、翼が入りそうな時でも望遠側にすることで翼を避けることが可能です。

夕焼け

このようにどうしても翼が入ってしまう場合には

夕焼け 縦構図

このように縦構図で撮影することで翼を入れずに撮影することができます。
単焦点レンズでズームできない時に使用できます。


隣に人がいる場合はカメラの取扱いに注意

座席 アップ

隣の座席に人がいる場合もあるかもしれません。
私の場合はなるべく平日や人が少ない時期を選んでいくのであまりないですが、時期を選べない方はそうなる可能性も高いと思います。

そうなるとカメラを扱うのも注意が必要になります。

特にフルサイズなどの大きいカメラだと振り回さないよう細心の注意を払います。

また、シャッター音などにも注意する必要があり、出来ればサイレントモードで撮影することをおすすめします。

機材についてですが基本飛行機の前の座席の下に荷物を置くことになります。

カメラバッグは上の棚に入れると思いますので、出来れば座席の下に置くようの小型のカメラバックを用意しておくとカメラの置き場所に困ることはないでしょう。

LCCは基本スーツケースなどの他にサブバッグを持ち込むことが可能ですので小型のサブバッグを準備しておくと良いでしょう。
ちなみに機内持ち込み重量はあらかじめ調べておく必要があります。


機内持ち込み重量に要注意

旅行に行くとき、カメラやレンズを多く持って行きたいという方は多いと思います。
私もそうで、複数のカメラとたくさんのレンズを持って行くことが多いです。

ただ、飛行機に乗る場合機内持ち込みは重量制限があるので注意する必要があります。
多くの場合、重量制限は7kgとなっています。

自分が乗る航空会社のホームページで前もって確認しておいてください。
そして自宅で前もって重さを計っておきます。

ラゲッジスケールなどの荷物の重さをはかる機器もありますので、そういうものを購入しておくと良いと思います。


まとめ

飛行機から見える絶景って迫力あります。
そういう景色を撮影するにはあらかじめ計画を立てて準備していかなければなりません。

特に座席確保は最優先で行っておきましょう。

機材などはフルサイズなどの大きいカメラも良いですが、APS-Cやマイクロフォーサーズなどの小型のカメラの方が座席が狭い場合扱いやすいと思います。

ぜひ、飛行機から絶景を撮影してみてくださいね。