今回は最近話題になっているコンデジ、コダック PIXPRO FZ45を購入しましたのでレビューしたいと思います。
撮れる写真
まずはこのカメラの最大の特徴である写真を見てみましょう。
こんな感じでかなりエモい写真が撮れます。
全てjpg撮って出しです。というかRAWで撮影はできないんですけどね。
綺麗に撮るならスマホやミラーレスなど高級なカメラに及びませんが
このカメラは綺麗に撮るというより出てくるjpg写真の味を楽しむカメラです。
影が若干緑がかっていたり、色温度が低くアンバー寄りになるなどレトロな感じのjpgを吐き出してくれます。
うつるんですのような何か懐かしい雰囲気を再現してくれます。
こんな感じとかかなり良いですよね。
次に解像感を見てみましょう。
このカメラは光学で27-108mmまでのズームレンジがあります。
それぞれの画角で見てみます。
こちらはmmかなり綺麗に撮れています。
中心部分はかなりシャープです。
しかし端の方はだいぶソフトになっていますね。
カメラボディについて
見た目はこんな感じ、色はブラックとレッドがあります。
私は赤を購入しました。だいぶ渋い赤色なので男性が持っていても違和感がありません。
黒が人気そうですが、個人的には赤は好きですね。
外装はプラスチックな感じです。値段が安いのでここは仕方ありませんが、おかげで軽いです。
乾電池で動作するカメラ
このカメラは単三乾電池で動作します。
単三乾電池ですのでどこでも購入できるのが利点だと思います。
アルカリ電池とニッケル水素電池に対応、私の場合パナソニックのエネループを使っています。
これで繰り返し充電して使用できますね。
このカメラのズームレンジは
光学4倍で27-108mmとなっています。
ズームレンジ自体は幅がありますのでスナップなど日常的に使用するには特に問題は感じませんでした。
軽い
このカメラ、単体だと重さは117g
単三電池だと1本約30gだとすると2本分60gをプラスして177gほどということになります。
片手に簡単に収まる形でずっと持って撮影しても疲れません。
それに簡単にポケットに入るのもいい感じです。
操作はかなりシンプルですが撮影は難しいです。
右上のWとTでズーム操作、AFを合わせてシャッターボタンを押すだけです。
AFに関してはシャッターボタン半押しでピントを合わせてからシャッターを切るのですが
ピントが合うまで若干時間がかかり、ピント位置が合わなくてもシャッターが切れてしまいます。
そのためミラーレスカメラと同じようにシャッターを切るとピンボケ写真を連発してしまいますので
注意が必要です。
AFの設定はシングルAF、マルチAF、追尾AFを使用できます。
シングルAFは中央1点ですので、ここで合わせてからフレーミングしてあげる必要があります。
ちょっと不便ですが、そういう不便なところも味があって面白いですね。
画質
次に写真の解像感を見てみましょう。
このように建物を撮影してみました。
全体的に見ると綺麗に解像していると思います。
中央を拡大してみるとかなりシャープです。
端の方も良好です。
隅の方はソフトな感じですね。
センサーサイズが小さくズームレンズであるために解像感に関してはそれなりということだと思います。
私の感覚では広角側の方がシャープに撮影できると思います。
手ぶれしやすい
また手ぶれはかなりしやすい方だと感じます。
一応オートで望遠側で撮影してみましたが、108mmの焦点距離で1/150秒でしたのでシャッタースピード的には問題ないようですが、軽いですのでブレは発生しやすいのだと思います。
光学手ぶれ補正もないですしね。
しっかりホールドするか、3枚連写モードで撮影することをお勧めします。
まとめ
ここまで紹介してきましたが、このカメラの特徴としてその可愛らしい外観と軽いボディはかなり魅力的です。
そして何よりレトロな感じのこの写真、いい感じですよね。
ポケットやバッグに忍び込ませておいても気にならず、気軽に持ち運べるのも魅力的です。
価格も1.5万円程度で購入しやすいですので、気になる方は試しに購入してみるのもアリだと思います。