NIKKOR Z DX 24mm f/1.7とは
このレンズはニコンZマウント、APS-C用(DX用)の単焦点レンズです。
明るさはf1.7となっておりボケも大きく楽しめます。
Nikon Z30と組み合わせて使用しています。
こんな感じでかなりまとまっている印象があります。
価格について
価格は価格コムで37000円ほどとなっていてお手軽価格設定になっています。
DX機の専用巻き餌レンズと言っても良いでしょう。
同じような価格帯ではNIKKOR Z 28mm f/2.8もありますが、明るさがだいぶ違いますね。
画角について
このレンズは焦点距離24mm、フルサイズ換算で36mmのレンズとなっています。
35mmのレンズと考えて使って差し支えないでしょう。
この画角、普段使いの画角としてはかなり使い勝手が良く
ある程度風景も撮影できますし、花や小物も近づいて撮影できます。
またカフェなどでもちょうど良い画角になると思います。
外装について
外装はプラスチックで高級感は全くありません。
ここは軽量化のためには仕方ないとは言えますね。
マウントもDXお馴染みのプラマウントになっています。
普段使いのレンズであれば小型軽量は歓迎すべきところ、135gという重さでこの明るさのフルサイズ換算36mmのレンズは他社を含めてもそうそうないですからね。
旅行好きな私としては満足しています。
画質について
シャープさについて
シャープで繊細な描写というわけではなく、開放は甘いと思います。
しかし、絞れば中央はかなり良くなります。
隅は甘めな描写です。そして流れています。
この流れている部分は絞っても改善しません。
シャープさで言えば標準ズームレンズ NIKKOR Z DX 16-50mmの方が安定して撮影できます。
つまり、このレンズはシャープさはあまり求めない方が良さそうです。
ボケ
ボケは柔らかく、美しいボケが出てきます。
なんと言ってもこのレンズを使う意味はこのボケと言っても良いでしょう。
フルサイズほどではないですが、DXでボケを楽しみたいならおすすめレンズだと思います。
作例
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このNIKKOR Z DX 24mm f/1.7、価格は4万円以下と現代のレンズとしては
リーズナブルな部類だと思います。
そして画角も36mmと普段使いの使い勝手は抜群の画角となっています。
この画角ストリートスナップにも向いている画角です。
この軽さと合わせれば軽快にスナップすることができますね。
写りは確かにS-Lineの極上画質というわけではありませんが、
ボケ味は美しく、ぱっと見の写りはかなり良いと思います。
Z50などのDX機を持っていれば買っておいて損はないレンズだと思います。
このレンズがおすすめな人
・DX機を普段使いしている人
・軽く明るい単焦点レンズが欲しい人